日々を追いかけるその奥にある、「意識の状態」へ。
恐れに飲まれた状態から、本来の明晰さとつながりを取り戻すための、1日のリトリート。
うまくいくだろうかと不安になる。去年より今年、今年より来年と、成長し続けないとダメだと思う。まわりと比較して、良し悪しをつけてしまう。
そんな恐れが「もっと、もっと」という気持ちを生み、その気持ちがまた、新たな恐れを呼びこんでいく。
しかし、恐れを燃料にして走り続けると、人は内側にストレスを抱えたまま、どこか不自然に、自分を駆り立て、動かし続けることになります。そしてあるところまで来たとき、その燃料は尽きてしまいます。頂点に上り詰めるために払ってきた代償があまりに大きすぎて、「何のための人生だったのか」と、自問せざるを得ないような虚無感に襲われるかもしれません。けれど、私たちには、これまでとはまったく違う生き方があります。
不安や恐れに飲まれた意識状態から自分を動かすのではなく、穏やかさ、明晰さ、愛、つながりの意識状態から生きるという、まったく別の生き方。内側からあふれる永続する喜びをエネルギーに、脱力の中生きる目的へスムーズに運ばれていく、新しい生き方のパラダイムです。
恐れに飲まれているとき、私たちは、自分が世界や他者から切り離されているように感じます。心の奥では、こんな声が響いています。
そうした感覚の中にいると、人はストレス状態に入っていきます。視野は狭くなり、判断は短期的になり、人を信じるより、コントロールしたくなる。本来持っているはずの直感や創造性、判断力や愛情深さが、使いにくくなっていきます。
そしてその影響は、自分の内側だけに留まりません。望まない混沌とした現実を創り出します。その「恐れ」は言葉になる前に、表情に、声の温度に、判断の仕方に、人との距離の取り方ににじみ出て、家庭でも、職場でも、チームでも、そのフィールドの人たちに「恐れ」のエネルギーの影響を与えてしまいます。
特に、経営者やリーダー、親、支援者のように、誰かに影響を与える立場の人ほど、自分の内側の状態が、そのまま場の土台になるのです。
一方で、愛やつながりの状態に戻っているとき、私たちは、まったく違う生き方で溢れます。
裁くのではなく、理解から。支配ではなく、信頼から。孤独ではなく、つながりから。焦りではなく、穏やかさから。欠乏からではなく、満ち足りた力から。
内側の意識状態が整っていくと、調和がもたらされます。その場には智慧が生まれ、まだ見えていなかった可能性がひらき、人と人とのあいだに信頼が育ち、創造性が自然に流れ始め、全く違った結果が訪れます。
それは穏やかで深く、だけど大きく現実を動かすほどの迫力を持ったパワー。自然で、持続可能で、健全なエネルギーが、その場全体に満ちていくのです。
今回のリトリートで扱う中心テーマは、「How to」ではなく、
私たち自身の“意識状態”です。
心には、大きく分けて二つの意識状態があります。
ストレスフルで、余裕がなく、視野が狭まり、不安や恐れに飲まれ、反応的になっている状態です。この状態では、本来持っている力や直感、創造性が使いにくくなります。
穏やかで、リソースフルで、本来の自分の力を使える状態です。冷静に考えられ、選択肢が見え、創造的に動け、感情に飲まれすぎていない状態です。
判断、人との関わり、つくるもの、そして人生の質——そのすべてが、この“意識状態”に多大な影響を受けています。
これまでの時代は、知識や戦略、つまりHow toが重視されてきました。でも本当は、
という順番で、現実はつくられている。現実創造において、意識状態、つまりBeingは70〜80%を左右し、How toは20〜30%を支える要素にすぎません。だからこそ、最も大切なのは「何をするか」の前に、「どんな状態でそれをするか」です。意識状態こそが、現実をつくる最重要のファクターなのです。
現実への影響度のイメージ
どれだけ正しい方法やノウハウを持っていても、自分自身が恐れや不安に飲まれた状態で選択をしていれば、ストレスフルで、苦しみに溢れた現実が伴います。そこに持続可能性はありません。
今回のリトリートは、新しい知識や戦略などHow toを教える場ではありません。
自分の内側を丁寧に見つめ、ストレスやモヤモヤの奥にある恐れに気づき、それを解放し、本来の穏やかさ・つながり・愛の意識状態を体感するための1日です。
当日は、講義中心ではなく、内省と対話、体感を中心に進めます。大きな流れは、以下のようなイメージです。
日常の忙しさや役割から少し離れ、「今ここ」に戻ります。呼吸を整え、身体感覚に意識を向けながら、安心して自分の内側を見るための土台をつくります。
どんな場面でストレスを感じ、反応的になっているのかを振り返ります。仕事、人間関係、家族、将来への不安、責任感、比較、焦り。日常では流してしまう感情を、丁寧に言葉にしていきます。
ストレスやモヤモヤの奥には、見たくなかった恐れが潜んでいます。失敗するかもしれない。期待に応えられないかもしれない。自分には価値がないかもしれない。そうした恐れを、無理に消そうとせず、静かに見つめていきます。
恐れを見つめ、受け取り、手放していくと、内側に自然とスペースが生まれます。その中で、穏やかさ・明晰さ・愛・つながりを、頭で理解するのではなく、身体で実際に感じていきます。
穏やかさやつながりの状態から、自分の仕事・人・暮らし・これからを見つめ直します。何を大切にし、何を手放したいのか。答えを無理に出さず、内側から自然に立ち上がる感覚を大切にします。
日常に戻ると、また恐れやストレスに引っ張られることがあります。リトリート後も定期的に意識状態を確認し、愛やつながりの状態に戻るためのフォローアップを行います。
「人生から後悔をなくす」——その理念で、私(りき)はLUFFを創業しました。
仕事探しは、人生で最も大きな選択のひとつです。だから「はじめての転職」に強みを持つサービスを立ち上げ、目の前の一人ひとりに寄り添ってきました。手応えも、自負もありました。
けれど、二つの場所で、同じことに気づかされます。
解(さとる)が、私にこう問いました。理念には賛同している。でも、今の事業がベストだとは思わない。人が幸せになるには、一人ひとりの意識の変容が必要だ、と。
私は反論しました。会社が潰れたら、メンバーの給与が払えなくなる。みんなの家族も困る。私にも家族がいる——。すると、こう返ってきました。
「でも、人生から後悔をなくしたいのでは?」
言葉が出ませんでした。私が口にしていた「会社のため、メンバーのため」は、立派に聞こえて、実際には、恐れから生まれた義務感だったのです。私自身が、恐れに飲まれた状態で動いていた。
何百人もの「人生の選択」に立ち会う中で、自己理解をどれだけ深めても、後悔はゼロにできないという限界を感じていました。理由のひとつは、迎える側が、本当の姿を隠してしまうこと。まわりが恐れの上で動いていれば、すれ違いは消えない。——だとしたら、本当に変わるべきは、その場をつくる人なのではないか。
社内からも、現場からも、同じ一点を指していました。場をつくる人の意識状態が、恐れに飲まれている。私自身も、その一人でした。
これはリーダーだけでなく、誰もが恐れに動かされて生きているという話です。だからこそ、一人ひとりが恐れから解放され、本来の自分へ還っていくことが大切なのです。
今、私はその恐れから少しずつ解放され、この瞬間を本気でやり切りたいという高揚感に満たされています。一人が変わることから世界は変わる。そう信じているからこそ、私はこの感覚を皆さんと分かち合いたいのです。
りき
FACILITATOR
「心から幸せだ」と言える人は、そう多くない——多くの人が、自分で選んだはずの場所で不満を抱えながら働いている。それは、自分の気持ちに素直に意思決定ができていないからで、いつか後悔につながるのではないか。そう感じ、「人生から後悔をなくす」を理念に掲げてLUFFを創業。「はじめての転職」に強みを持つ転職支援で、目の前の一人ひとりに寄り添ってきた。
けれど、何百人もの「人生の選択」に立ち会う中で、自己理解を深めるだけでは後悔をなくしきれない限界も感じていた。転機は、メンバーである解(さとる)との対話。「会社のため、メンバーのため」と走り続けていた自分自身が、実は恐れに飲まれた状態で生きていたことに気づく。「人生から後悔をなくしたいのでは?」という問いをきっかけに、自分の意識状態と向き合い直し、恐れから少しずつ解放されていく体験をした。
現在は、人が恐れではなく、穏やかさ・愛・つながりの意識状態から生きることをテーマに、解(さとる)とともに探究と実践を重ねている。本リトリートでは、かつて恐れの中にいた一人の経営者として、参加してくださった方が本来の意識状態へ還るプロセスに伴走する。
解(さとる)
FACILITATOR
幼少期から、外側の評価を基準に生きる経験を重ねる。学生時代は体育会組織の中でその構造を強く体感しながら、同時に違和感も抱き始める。
その後、大学で哲学と出会ったことをきっかけに人生を問い直し、ウェルビーイング領域の研究と実践を開始。探究と実践を重ねる中で、エゴによってつくられた自己像や、外側の評価に合わせて生きるあり方がほどけていく体験をする。その体験を通じて、自分個人の成功や承認を求める生き方から少しずつ自由になり、自分が本当に大切にしたいことや、世界に届けたい価値に根ざして生きられるようになる。
現在は、深い自己理解、内的体験・意識の根本的な変容をテーマに、人が恐れではなく、本来の願いや愛の状態から生きるためのインスピレーションを世界に開いている。本リトリートでは、参加者が自分の内側にある恐れに気づき、穏やかさ、明晰さ、つながり、愛の意識状態へ還るための場を支える。
主催:ウェルビーイング研究所
ウェルビーイング研究所は、人が恐れや不安に駆り立てられる生き方を超え、穏やかさ、愛、つながり、本来の願いから生きるための探究と実践の場です。
私たちはウェルビーイングを、単なる健康や幸福感ではなく、自分自身、他者、社会、自然とのつながりを取り戻し、本来の力を発揮して生きている状態と捉えています。
その土台にあるのが、私たち自身の意識状態です。どんな状態で見て、選び、関わるかが、現実の質を変え、まわりの人や場にも影響を与えていきます。
このリトリートは、恐れの意識状態から抜け、穏やかさ・愛・つながりの状態へ還るための、最初の実践の場です。
定員が少人数のため、キャンセルが出た場合の影響が大きくなります。やむを得ない事情がある場合は、まずご相談ください。
Q忙しくて、まとまった時間を取るのが難しいのですが。
忙しい日々の中では、立ち止まること自体が後回しになりがちです。でも、その「時間が取れない」という感覚の奥に、目先のことに追われ、自分の内側の声を聴く余白がなくなっている状態があるのかもしれません。このリトリートは、一度立ち止まり、本当に大切にしたいものを見つめ直すための時間です。
Q自己啓発やスピリチュアルなものは、少し苦手です。
何かを信じてもらう必要はありません。ここで扱うのは、特別な思想ではなく、自分の内側で実際に起きている感覚です。焦り、不安、恐れ、責任感、義務感。そして、その奥にある本音や願い。誰かの答えを受け取る場ではなく、自分自身の感覚を取り戻す場だと考えてください。
Q参加すると、何が変わりますか。
すぐに人生の答えを出す場ではありません。けれど、自分がどんな恐れに動かされていたのかに気づくことで、日々の判断や、人との関わり方に変化が生まれていきます。目先の不安ではなく、本当に大切にしたいものから選ぶ。コントロールではなく、信頼から関わる。変化は、外側を無理に変えることではなく、自分自身の意識状態が変わることから始まります。
Qどんな人に向いていますか。
Qフォローアップでは何をしますか。
リトリート終了後は、参加者限定のグループへご招待します。フォローアップは月1回、オンラインにて無料で開催。日常に戻ったあとに出てくる恐れや悩み・質問についての回答や、愛の意識状態へ戻るためのチューニング瞑想などを行います。リトリートで体験した気づきを一度きりで終わらせるのではなく、日々の暮らしの中で少しずつ定着させていくための継続的な場です。一度リトリートにご参加いただいた方は、その後も継続して、月1回のフォローアップに無料でご参加いただけます。
Q当日までに準備することはありますか。
特別な準備は必要ありません。ただ、リトリートまでに30分ほどオンラインでお話しする時間をいただきます。今の状態や、参加しようと思った背景を少し聞かせてください。うまく話す必要はありません。まだ言葉になっていないモヤモヤのままで大丈夫です。そのままの状態で来ていただければと思います。
お申し込みは、Peatixのイベントページより受け付けています。
Peatixで申し込むPeatixのページで日程・参加費をご確認のうえ、お申し込みください。事前面談のご案内は、お申し込み後に個別にお送りします。