• インタビュー

「人間関係だけで、売れてしまった」——成果を出すほど強くなった”物足りなさ”の正体

「今の会社に、大きな不満があるわけじゃない。でも、このままでいいとは思えない」——そんな“物足りなさ”を抱えたまま、日々の仕事に追われている人は少なくないはずです。

今回お話を伺ったTさんは、医療機器メーカーの営業として4年間、着実に結果を積み上げてきました。営業として成果を残しながらも、それでも胸には「このスキルだけでは足りない」という思いが残り続けていたと言います。

なぜ、成果を出していた彼が転職を選んだのか。そして初めての転職活動で感じた不安を、どう乗り越えたのか。転職から3ヶ月が経った“今だからこそ話せること”を聞きました。

 

「人間関係だけで売れてしまう」——成果を出しても消えなかった物足りなさ

 

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-これまでのキャリアを教えてください

大学卒業後、医療機器メーカーに就職して、営業を4年間やっていました。担当していたのは、さまざまな規模・業態のお客様で、そこで医療機器を販売していました。その後、社会人5年目の4月に転職して、今はお客様の導入や活用を支援する仕事をしています。

 

-なぜ転職しようと思われたんですか?

前職では、営業として身につけられるスキルはひと通り身につけられたな、と感じていて。「もう一段、高いところを目指したい」と思ったのが一番のきっかけでした。

ただ、正直に言うと、入社したときからどこか満足しきれていなかったんです。だから何か一つのきっかけで一気に、というより、ずっと頭のどこかで転職を考えていた感覚に近いですね。結婚や、大阪へ戻るタイミングも重なって、「今だな」と思えたんです。

 

 

——「身につけられるスキルはひと通り」とのことですが、逆に前職では“身につかない”と感じたものは?

人間関係を築く力は、前職でものすごく鍛えられました。でも、お客様がまだ気づいていない価値をこちらから提示するとか、課題を解決する提案力みたいなものは、正直つきにくかったんです。

前職の業界は、ある程度“答え”が型として決まっていて、それをお客様に当てはめていく仕事でした。しかも人間関係がすごく大事な世界。だから極端に言えば、関係性さえ築けていれば売れてしまう。そこに、物足りなさを感じていたんだと思います。

 

 

——それでもすぐには辞めず、4年続けられました。どんな気持ちで働いていたんですか?

「自分に実力がついた」と胸を張れる一つの指標として、営業として成果を出すことを目標にしていました。少しずつ結果を残せるようになって、「自分なりに成長できているな」という実感が持てたんです。そのあたりから、「じゃあ、もっと厳しい環境で力をつけたい」という気持ちが強くなっていきました。

 

 

-転職活動で不安だったことはありましたか?

自分の社会人歴を“言語化”することですね。これが一番難しかったです。
「なぜ成果を出せるようになったのか」と聞かれても、当時は「必死に頑張っていたら、いつの間にか」という感覚で。自分が何をやってきたのかを振り返って、結果と取り組みを言葉にする作業が、一番不安でした。

 

 

「本当に、転職が必要ですか?」求人紹介より先に、キャリアを問い直された

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-LUFFを利用しようと思ったきっかけはなんでしたか?

転職活動では、大手エージェントさんやその他エージェントさんなど使えるものは一通り使っていました。他エージェントも併用しつつ、LUFFにもお願いしていた、という感じです。

 

 

-大手のサービスも使うなかで、LUFFを使い続けてくれた理由は?

一番は、関わる頻度の高さですね。大手と比べて、圧倒的に密でした。これが大きなメリットだと感じました。

1つは、面接対策や書類の添削で、打ち合わせの回数が多いぶん修正・改善のサイクルがすごく速いこと。
もう1つは、頻度が高いからこそ、担当者が僕の性格や「本当は何をしたいのか」まで理解してくれている。だから、より的確なアドバイスがもらえていると感じていました。

 

 

-サポートを受けて助かったことはありますか?

2つですね。

1つは、キャリアの深掘りです。いきなり「こういう求人があります」と紹介するんじゃなくて、「そもそも、本当に転職が必要なんですか?」というところから一緒に考えてくれた。転職がいるのか、いらないのか。そこからスタートできたのが、すごく良かったです。おかげで、いいスタートが切れました。

2つ目は、LUFFのなかでも“別の担当者”と面接練習ができたこと。大手だと担当者と1対1で、その人の目線からしかアドバイスをもらえないと思うんです。でもLUFFでは、僕という存在がチーム内で共有されていて、別の担当者の視点から壁打ちしてもらえた。違う角度からのアドバイスがもらえたのは、本当に大きかったですね。

 

 

ゼロから100を、正確に。“提案力が無限に問われる”場所で働く面白さ

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-実際に転職してみて、いかがでしょうか?

本当に、転職して良かったと思っています。……言わされてるわけじゃないですよ(笑)。

一番の思いだった「人間関係以外のビジネススキルを伸ばしたい」課題解決力や提案力を磨ける環境に移れたのが大きいです。それに仕事だけじゃなくて、大阪に戻って、新婚で、子どもも授かって。キャリアとプライベートの両立ができそうだと思える環境なのも、良かったなと感じています。

 

 

——今は具体的に、どんな仕事を?

現在は、お客様が新しいサービスや仕組みをスムーズに活用できるよう、導入から定着までをサポートする仕事をしています。お客様の業務や状況を理解したうえで、より良い進め方を一緒に考えたり、運用面での提案をしたりするのが主な仕事です。

 

 

——前職とはまるで違う業界ですよね。何が一番大変でしたか?

経理業務を学ぶことですね。これが最初の大きな壁でした。学生時代に簿記は少しかじりましたが、それとは比べものにならない。「経理の人が日々どう働いているか」が想像できるくらいまで解像度を上げる必要があって、そこが一番最初にぶつかった壁でした。

 

 

——前職のお客様対応と、今とで違いを感じるのはどこですか?

導入支援って、お客様は最初、使い方をまったく知らない状態なんです。こちらはプロとして、いわば0から100までを正確に案内する立場。自分が自社製品を完全に理解していないと、案内をミスリードしてしまって、それが不信感につながる。だから正確に伝えることが大事ですが、それがすごく難しい。

前職は、むしろお客様(ドクター)のほうが専門知識を持っていることも多くて、100まで説明しなくても売れていた部分がありました。でも今は、1から100まで全部を理解して伝えないといけない。

あとは、クラウドは日々アップデートされるので、自分の知識も常にブラッシュアップし続けないといけない。でも、だからこそ提案力や課題解決力が無限に問われる。そこに面白さを感じています。

 

 

-今後の展望があれば教えてください

まずは独り立ちして、導入支援から“卒業”まで一人でやりきれるようになること。解約を考えているお客様にも、もう一度ラクスの良さを感じてもらえる提案力を持ちたいです。その先は、4年後にチームリーダーとして8人の部下を持つのが目標です。今の僕みたいに中途で入ってきた人を、チームとして支えられる存在になりたいですね。

 

 

-転職を考えている方にアドバイスやLUFFのおすすめポイントがあれば教えてください

今だからこそ思うんですが——転職したいと思ったら、その時点ですぐに動き始めたほうがいいです。僕自身、もっと早く動いておけばよかったと思っているので。

「転職したい」と思うのは、今の現状に何か満足できていないことがあるからだと思うんです。その不満を現職で解消しようとして、それでも無理なら、場所を変えて自分から掴みに行く。そのほうが、なりたい自分に近づけるはずです。

もし今、成果が出ていない人がいても、それが「自分の強みを活かせていないから」なのだとしたら、転職はアリだと思います。前職の僕みたいに、人間関係だけで成り立つ仕事が合わなかっただけかもしれない。自分のストロングポイントを活かせる場所に行けばいいんです。

そして、密にサポートしてくれるエージェントがいるなら、絶対に使ったほうがいい。一度経験した今となっては、使わない意味がわからないくらいです。